ブアメードの血・ほぼ作り話/都市伝説1883年、オランダの死刑囚ブアメードに行われたと言われる悪名高き人体実験... それが「ブアメードの血」です。話の大筋はこうです。 目隠しをしたブアメードの足首に医師がメスをあてがい切ったフリをします。 そして、点滴で水をつたわせ、あたかも出血したように見せかけます。 ブアメードの足元には水を受け止める桶が置かれており、 そこに水が落ちるたびに「ぽたぽた」と音がするのです。 医師はブアメードに対し、「人は血液の3分の1を失うと死ぬ」と言い聞かせていました。 水の音を自分の血のしたたる音だと勘違いしたブアメードは、 1滴も血が流れていないにも拘らず、「ショック死」してしまったのです。 この話は、「思い込み」だけで人が死んでしまうことを表しています。 都市伝説という噂もありますが、実際、人は「思い込み」によって 大きな影響を受けることは科学的に証明されています。 「これは胃腸薬です」と医師から処方されたクスリが、実は「ただの砂糖玉」であっても、 なぜか胃痛が治ってしまう等の現象を「プラシーボ効果」と呼びますが、 逆にネガティブな効果を与えると「ノーシーボ効果」と呼ぶようです。 (出典不明) 令和3年5月29日
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【六神通】(ろくじんつう) 仏や仏弟子などが修行の結果得ることができる六種類の超人的能力のこと。 Ⓢṣaḍ-abhijñāḥⓅchaḷ-abhiññāの訳。略して六通(ろくつう)ともいう。 @神足(じんそく)通(如意(にょい)通、神境(じんきょう)通ともいう。 (思い通りにどこにでも行ける自在の通力)、 A天眼(てんげん)通(死生知(ししょうち)ともいう。 (あらゆるものを見通し、未来の人々の転生をも知る能力)、 B天耳(てんに)通(あらゆる音、声を聞く能力)、 C他心(たしん)通(他人の心のありさまを知る能力)、 D宿命(しゅくみょう)通(自身の無限の過去を知る能力)、 E漏尽(ろじん)通(自身の煩悩が尽きて再生が消滅したことを知る能力)の六つ。 このうち「漏尽通」を除いたものを「五神通(ごじんずう)」(五通)といい、 仏教以外の外道修行者も獲得することができるものとす(『成実論』一六、正蔵三二・三七〇中)。 六神通は元来、バラモン教で「三つのヴェーダの知識」に対して用いた「三明(さんみょう)」に対し、 釈尊が批判・主張した真の知識として「宿命知」、「死生知」、「漏尽知」の三明 (『サンユッタ・ニカーヤ』〔『相応部』〕七・一・八、『南伝』一二・二八四〜六)がもととなって、 そこに「他心通」・「神足通」・「天耳通」が加えられてできたものとされる。 法蔵菩薩の四十八願の中に極楽浄土の人々が必ず六神通を得ることが誓われている (『無量寿経』聖典一・二二五〜六/浄全一・六〜七)。 【参考】榎本文雄「初期仏教における三明の展開」(『仏教研究』一二、一九八二) 【執筆者:榎本正明】このページの最終更新日時は 2018年3月30日 (金) 15:35 です。 「新纂浄土宗大辞典」© Jodo Shu. 2018 All Rights Reserved. * http://jodoshuzensho.jp/daijiten/index.php/%E5%85%AD%E7%A5%9E%E9%80%9A (2022.01.21)
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