自己肯定感 Wikipedia2021.06.01 Self-affirmation/Self-esteem/Self-respect 自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり[1]、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である[2][3][4][5]。現在、これらの言葉は多義的に用いられることが少なくなく、結果としてあらゆる肯定的な心理的要素を表現する包括的名称(umbrella term)となっているという指摘がある[6]。 自己肯定感の訳語としては、self-positivity、self-affirmationなどを当てはめる試みがなされてきたが、近年ではself-affirmationが使用されている[5]。 各研究者による自己肯定感の定義[4]
その定義や類似の他概念との弁別性などについて、検討の必要性が残っている[4]。 (注) 1^ “自己肯定感”. 実用日本語表現辞典(Weblio). 2019年1月25日閲覧。 2^ a b 中間 2016, p. 117. 3^ “「自尊感情」? それとも、「自己有用感」 ? (PDF)”. 国立教育政策研究所 (2015年). 2019年1月25日閲覧。 4^ a b c d 吉森, 丹衣子; Taeko, Yosimori (2016-12). “大学生の自己肯定感における対人関係の影響 : コミュニケーションを重視して”. 国際経営・文化研究 = Cross-cultural business and cultural studies : 国際コミュニケーション学会誌 21 (1): 179–188. ISSN 1343-1412. 5^ a b c d e 田中道弘 (2017). “日本人青年の自己肯定感の低さと自己肯定感を高める教育の問題 ―― ポジティブ思考・ネガティブ思考の類型から――”. 自己心理学 7巻: 11-22. 6^ a b 中間 2016, pp. @–F. 7^ a b 樋口, 善之; 松浦, 賢長 (2002-12). “自己肯定感の構成概念および自己肯定感尺度の作成に関する研究”. 母性衛生 = Maternal health 43 (4): 500–504. 8^ 生きることと自己肯定感. 高垣忠一郎. 東京: 新日本出版社. (2004). ISBN 4406030972. OCLC 674654435 9^ 田中, 道弘 (2005-3). “自己肯定感尺度の作成と項目の検討”. 人間科学論究 13: 15–27. 10^ 田中, 道弘 (2010). “Rosenbergの自尊心尺度をめぐる問題と自己肯定感尺度の作成と項目の検討(X 教育心理学関係博士論文要旨)”. 教育心理学年報 49: 235. 11^ 多田, 玲子; 蛎崎, 奈津子; 石井, トク (2007). “親との関係と自尊感情,自己肯定感との関連”. 日本看護学会論文集 母性看護 38: 53–55. 12^ 久芳, 美惠子; 齊藤, 真沙美; 小林, 正幸 (2007). “小、中、高校生の自己肯定感に関する研究”. 東京女子体育大学東京女子体育短期大学紀要 (42): 51–60. 13^ “自尊感情や自己肯定感に関する研究”. web.archive.org. 東京都教育委員会 (2009年). 2019年8月7日閲覧。 14^ 子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方. 明橋大二,太田知子. 東京: 1万年堂出版. (2010/6/22). ISBN 9784925253420. OCLC 1001862380 15^ ほんものの「自己肯定感」を育てる道徳授業 小学校編 (道徳授業を研究するシリーズ). 諸富祥彦. 東京: 明治図書出版. (2011). ISBN 9784180886197. OCLC 745971765 16^ “子供の自尊感情や自己肯定感を高めるためのQ&A”. web.archive.org. 東京都教職員研修センター (2011年). 2019年8月7日閲覧。 17^ 江角, 周子; 庄司, 一子 (2012). “PG-073 中学生の自己肯定感とピア・サポートとの関連の検討(学校心理学,ポスター発表)”. 日本教育心理学会総会発表論文集 54: 765. doi:10.20587/pamjaep.54.0_765. ISSN 2189-5538. 18^ 菅原, 隆志 (2020-4). “自己肯定感を高める方法”. 自己肯定感とは? (21): 14–214. 19^ 三浦, 修平 (2012-8). “自己肯定感とは何か : 総合的・実践的研究をめざして”. 子どもの権利研究 (21): 118–126. 20^ a b c 吉森丹衣子「大学生の自己肯定感における対人関係の影響 (PDF) 」 『国際経営・文化研究/Cross-cultural business and cultural studies』21(1)、淑徳大学国際コミュニケーション学会、2016年12月1日、 179-188頁。 21^ 太田肇(2019)『「承認欲求」の呪縛』新潮社。 22^ 高垣忠一郎 (2009年6月). “〔退職記念最終講義〕 私の心理臨床実践と「自己肯定感」” (PDF). 立命館産業社会論集 第45巻 (第1号). 23^ 竹内健太. “子供たちの自己肯定感を育む― 教育再生実行会議第十次提言を受けて ― (PDF)”. 参議院常任委員会調査室・特別調査室. 2019年1月29日閲覧。 令和3年6月1日
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無為自然
道可道、非常道。名可名、非常名。無名、天地之始。有名、萬物之母。故常無欲以觀其妙、常有欲以觀其徼。此兩者同出而異名、同謂之玄、玄之又玄、衆妙之門。 |
赤塚不二夫 これでいいのだ! This will do! 自分が一番最低だと思えば、周りはすべて師となる。 自分が上だと思えば、人のいうことは、頭に入らない。 宮本武蔵「我以外皆我師」(吉川英治) |